骨盤の歪みは、長時間のデスクワークや、足を組んだり、重い荷物を片方の肩ばかりにかけたり、同方向にばかりに回転するスポーツ(ゴルフなど)などの、日常生活の身体の癖が原因となって起こります。
長い時間をかけ筋肉に負担がかかり、バランスが取れなくなった状態が続いてしまうと歪んでいくことになります。
筋肉は縮むことによって関節を動かします。
片方だけの筋肉を使いすぎたり負担をかけ続けると、片方だけの筋肉に癖がつき関節が引っ張られます。
これが、骨盤の歪みを生み出す大きな原因です。
骨盤という支柱が歪むことにより、上半身と下半身のバランスが崩れてしまい、神経の伝達にも支障をおこすと、それが肩こりや腰痛の原因になることにもなります。
また、骨盤の歪みにより骨盤の位置の高さが違ってくると、股関節の位置が変わり、両脚の長さも違ってきます。
それが、膝や股関節の負担となり不具合が発生します。
これとは別に出産の時などに筋肉や靭帯が緩んでしまって骨盤が正常な位置にない時に骨盤の上にある内蔵が横に広がり落ちやすくなる状態になります。
そうなると、お腹周りに脂肪がつきやすくなり下半身太りにもなることがあります。